映画好きは映画Tシャツを着て映画を見に行くか

とある映画Tシャツ好きの、記憶力の悪い男が映画を見た感想を忘れないように書き綴っていく感動の物語

ニューヨーク1997

カモフラデザインの中に異星人ハンターが潜んでいる映画Tシャツ


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1981年のアメリカ映画ニューヨーク1997

カート・ラッセル主演の1997年を舞台とした近未来B級映画

 良くも悪くもB級らしいB級映画

カート・ラッセル演じるスネーク・プリスキンはメタルギアのスネークのモデルでレトロフューチャー的な技術や体内に仕込まれた爆弾などゲームの要素や世界観もかなり影響を受けている。

最近の映画の未来はわりと綺麗でテクノロジーが発達しているが、超管理社会で主人公がその社会システムに結果的に挑むみたいなものが多い気がするけど、この頃の近未来感は悲観的で荒廃した未来がトレンドのようで、同時期の映画にはブレードランナーがある。

犯罪増加率が400%を超えたアメリカではマンハッタン島をまるごと壁で囲んだ刑務所になっていて、そこへ墜落する飛行機から脱出した大統領を救出するための潜入ミッションを遂行するという話なのだが、ワクワクするのは導入から潜入初期ぐらいまででもアクションもスリルも物足りない感じで、たいしたことが起きずにストーリーが進んでいく。

人に会うたびに「生きてたのか」と顔も名前も知られてる伝説ぶりなスネーク・プリスキン

がそれを裏付けるような特別超人的な強さを見せるわけでもなく、そのギャップにモヤモヤが溜まる。 

見るところといえば設定と雰囲気、スネークのハードボイルドな渋さぐらいでブレードランナーのようなテーマ性もあまり感じず、MGS補正がなければさらにつらい感じ。

MGSが好きなのでこの映画は嫌いじゃないけどなんか勿体無い。