映画好きは映画Tシャツを着て映画を見に行くか

とある映画Tシャツ好きの、記憶力の悪い男が映画を見た感想を忘れないように書き綴っていく感動の物語

シャイニング

シャイニングのジャックをOBEY風に仕上げた映画Tシャツ


 

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1980年のアメリカ映画シャイニング。スティーヴン・キング原作、スタンリー・キューブリック脚本監督。

雪深い立地で厳冬期は閉鎖されるオーバールックホテルの管理人として住み込みで勤めることになった小説家の男とその家族のお話。

陸の孤島となる曰くつきのホテル、不思議な能力を持つ少年、幻覚なのか霊現象なのかそれとも現実かというような幻想的な映像ぞくぞく、とサスペンスホラーな話しだけど、スタンリー・キューブリックのこだわりの映像が目白押しで面白い作品であるのは勿論、面白いというよりは素晴らしい作品と言いたくなる映画。

庭の迷路の俯瞰のシーン、大量の血液が流れ出るエレベーター、何故か脳裏に焼きつくあのカーペットなどその他印象に残る映像が盛り沢山。美術館ですごい絵画を見たような感覚が残る。

ストーリー的には序盤ののどかに描かれた日常から、ホテルに取り込まれ徐々に狂気の兆候を見せてゆくジャック・ニコルソンのいつもの恐ろしい顔芸へのギャップと、タイプライターのシーンが見所。

80年の作品だけど、ファッションや調度品は80年代のダサさがなく、70年代風な雰囲気も残っていてどれもオシャレ。