映画好きは映画Tシャツを着て映画を見に行くか

とある映画Tシャツ好きの、記憶力の悪い男が映画を見た感想を忘れないように書き綴っていく感動の物語

FANBOYS ファンボーイズ

ダークサイドに堕ちた父に捧ぐTシャツ


 
 

ディズニーの買収からの新三部作とスピンオフ映画の製作発表でスターウォーズ気分を盛り上げる意味でTHE PEOPLE VS GEORGE LUCASとともにエピソード7公開前に見とくといいかもな映画がこのFANBOYS。
このファンボーイズはインタビューをつむいだドキュメンタリー形式なピープルVSルーカスと違って、物語になってる。

大まかなあらすじは、スターウォーズエピソード1 ファントムメナスの公開直前の時期
に、スターウォーズ ファンであるダメな仲間4人組のうち一人が末期ガンであることが発覚し、映画公開日まで生きられそうにないのでスターウォーズの聖地スカイウォーカーズランチに侵入してエピソード1のデータを盗み見るために旅するロードムービーといった感じ。



スターウォーズ好きをこじらせて作った安っぽいB級映画という見る前の予想を裏切らない映画でどうみても末期がんの友達はつやつやしてぴんぴんしてるし、特に前半はいかにもB級臭ただようだれた空気で進むんだけど、中盤からのトレッキースタートレックファン)との確執から終盤に向かって盛り上がるドタバタ感とちょいちょいでてくるスペシャルゲストで想像以上に面白くて楽しめた。
自分はライトなスターウォーズファン、スタートレックは古いシリーズはほとんど知らずネクストジェネレーションはちょっとだけ見た程度なスペックで多分気付かずにスルーしている小ネタもあると思うが結構楽しめた。
スターウォーズファンとトレッキーの確執はその空気感を知るアメリカ人ならもっとあるあるネタみたいに楽しめたのかなと思った。

劇中何問かスターウォーズクイズがでてくるけどすぐに答えが出たのはチューバッカの故郷の星の名前ぐらいだった。
そしてラストシーンは自分がライトセーバーを片手にエピソード1公開初日に日本なのに映画館でカウントダウンと拍手が沸いたのを思い出した。

この映画はエピソード7の前に必ず見ておくことをお勧めします。
きっとより楽しみになること請け合い。