200本のたばこ
映画好きなら映画がテーマのファブリックパネルで映画の余韻とともに暮らす。
1981年の大晦日を描いたアメリカ映画200本のたばこ。
80年代といえば日本もバブルで浮かれ気分、アメリカも現在の凋落など予想すら出来ないお気楽極楽な時代で、そんな中大晦日のソワソワウキウキなムードが詰まっている映画。
この頃はまだ社会もタバコに関して寛容な時代でもあった。
大晦日の出会いへの期待や男女の人間模様を面白おかしく描いているのかな。
しかし、個人的には今ひとつ。恋愛コメディーとか好きじゃないの忘れてた!
様々な人間模様が映画終盤のパーティーで集約してその結果男女の関係がシャッフルされたり落ち着くところに落ち着いたりという構成はいいと思うんだけど、そこに行き着くまでの台詞に伏線があってその結果がパーティー後の関係になっていたり、何かしらの化学反応があってニヤリとすることろがもっとあれば面白いと思ったのになんか残念な感じ。
パーティーで集約するという構成、黒人ドライバーのキャラと最後の写真の語りは良かった。
あと個人的にはライブハウスで騒いですごす大晦日がいいな。