マチェーテ
グラインドハウス(デス・プルーフ、プラネット・テラー)をモチーフにしたオリジナル映画Tシャツ。
B級映画を流す場末の映画館をイメージして作られたロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノの映画グラインドハウスから飛び出した映画マチェーテ。
グラインドハウスはロバート・ロドリゲスのゾンビ映画プラネット・テラーとタランティーノのカーアクション映画デスプルーフの2本の映画と架空の映画の予告編から出来上がっている映画ですが、このマチェーテはその予告編から生まれた映画です。
実際グラインドハウスを見たときにその予告編では武装した神父や修道女、マシンガンをフロントに装備したバイクで仮面ラーダーのようにジャンプするおっさん、水場で両脇に全裸の女を従えるおっさんなど出てきて「むしろマチェーテが気になるわw」と思っていたら後に映画化されたそうなのできっと同様の声が上がったんでしょうね。
実際の映画のほうは、そういう流れでこのシーンになるわけか…みたいな予告編の答え合わせみたいな感じでした。まあ無理やり感や唐突間は多少あるものの、大筋のストーリーはそれなりにちゃんと起承転結がきっちりしています。プラネット・テラーでも思いましたが、ロバート・ロドリゲスの映画ってむちゃくちゃをしているようで、最後ちゃんと話を落としてくれるので心地よい感じがします。そこが個人的にタランティーノ映画とちょっと差を感じるところです。
もろ企画物の映画ですが結構な大御所やスターが出ていて、ロバート・デ・ニーロやスティーブン・セガールが悪役でいい味を出していたり、リンジー・ローハンやジェシカ・アルバが華を添えています。この映画のジェシカ・アルバ可愛いです。
ネタ映画から飛び出したネタ映画なはずですがよほど評判がよかったのか2014年3月に続編マチェーテ・キルズの公開を予定していて、またレディー・ガガやメル・ギブソンやチャーリー・シーンなど絶妙な感じの新キャストが加わっています。